国立立山青少年自然の家


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活動プログラム

自然が教える 1・2・3
適 期通年
所要時間30〜60分
対象小・低学年〜
主なねらい
◎自然界に見られる規則性や多様性を学ぶ。
○集中力を身につける。
1.活動の概要

森の中に入り、じっくりと植物や昆虫を観察してみると、自然界の創造物には不思議な規則性があります。タンポポは必ず1本の茎、クローバの葉は3枚、カエデの葉のとんがりの数は・・?
この活動は、簡単なゲームを通して自然界に見られる見事な規則性の存在を理解させようとするものです。

自然が教える1 自然が教える2
2.準備物
所の貸し出し物品
「かぞえるシート」(半数分または人数分)、生活科板
3.対象・人数
(1)小学校低学年以上から可能です(見つける数が少なければ幼児でも可能)。
(2)一度に100人程度まで可能です。
4.場所
不動の森やトントンの森
4.時間
30〜60分。見つける数によって調節します。
5.活動の展開
(1)次の要領で子どもたちにこれから始めようとするゲームの内容を説明します。
「自然の中には、必ず一定の数で出来あがっているものがあります。」
「これから皆さんは、手元にある【かぞえるシート】に従って、1〜10までの数字」
「1〜10まですべての数字にあてはまるものが見つかった人は、ここに帰ってきてください。」
(2)数字ごとに、以下のような例をいくつか挙げて、どのようなものを見つけたらよいかを理解させます。
「1…タンポポの花は1本の茎から必ず1つの花しか咲いていないね。」
「3…クローバの葉っぱは、みんな3枚だね。」
「4…トンボの羽根は4枚あります。」
「8…コスモスの花びらは8枚あり、クモの足は8本です。」
(3)各数字をもったものが見つかったらシートにその内容を記入し、同時に簡単なスケッチなどもするように伝えます。
(4)方法が理解できたら制限時間を決め、合図で一斉にスタートします。
30〜60分。見つける数によって調節します。
6.ふりかえりの視点

全員が戻ってきたら、子ども達の中から数人の代表を選び、どのような規則性を発見できたかについて、発表してもらいましょう。特に珍しいものがあった場合には、それらがどこのフィールドのどのあたりにあったのか、尋ねてあげましょう。また、難しかったところはどこか、などについても発表させましょう。

7.留意点等
<指導上の留意点>
(1)ゲームの形式をできるだけ分かりやすく説明しましょう。
(2)競技形式で行っても結構ですが、速さを競うあまり観察がいいかげんになってしまわないように注意しましょう。
(3)最初のうちはできるかぎり丁寧な観察を心がけるように指導しましょう。
(4)数人のグループを作って、グループごとに実施してもよいでしょう。
(5)時間が短い場合や幼児の場合には、見つける数を「1〜6」くらいに制限すれば、実施可能です。
<安全上の留意点>
(1)活動の場となるフィールドに危険がないか事前に調べましょう。
(2)ウルシなどの有害な植物の有無を確認し、あれば子どもたちに注意を促しましょう。
(3)全員無事に帰着したことの確認も忘れずに行いましょう。
(4)観察中、ヘビ・毒虫などの被害への注意も促しましょう。
(5)虫刺されや怪我などの事故を想定し、救急薬品も忘れずに用意しておきましょう。
8.活動の発展、応用等
(1)植物、昆虫など何でもよいというランダム編から、樹木編、植物編、昆虫編なども準備できれば大変興味深いものになるでしょう。また、子どもたちにそういったものができないかどうか、考えさせるのもよいでしょう。
(2)このゲームを、生活科、理科といった学校のカリキュラムと関連させるのもよいでしょう。
【資料提供:財団法人に本教育科学研究所】

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