4.いくらかワイドでダイナミックなゲームも(時間があれば)
@ 「林間しりとり」
- 場所:林の中、校庭など
- 準備物:
- 動物のしりとりになったカード(B5程度の大きさで絵と字で書いたもの)6枚程(所より貸し出し)を、
ビニル袋にいれ、木にしばれるようにひもを付けておく。
- (例) いのしし しか カラス すずめ めだか かば
- 人数:1グループ6〜10人程度
- 遊び方:グループ対抗
- 林の中に、6匹の動物を隠しておく。隠すときに、雪で隠したところがすぐ見つからないように、たくさんの足跡を付けておく。15分ぐらいの制限時間を設ける。カードを見つけ、しりとりを完成して報告したグループの勝ち。見つけるときは、グループ全員が手をつないでいくことにする。(1グループの人数が多いときは、グループを2つに分けて、手をつないでいくようにする。)
- バリエーション
- 動物のしりとりに「かもめ」など、しりとりにならないカードを1〜2枚入れておく。
A 「宝塔たおし」
- 場所:
- 平らなところ、30m四方の正方形の陣地を2つ、辺のところを足で踏むか、墨汁・食紅水などでえがいておく
- 準備物:
- スコップ4本(無くてもよい)、巻尺、1mのところに印をつけた棒2本
- 人数:20人ぐらいから
- 遊び方:2組対抗
- 5分で、高さ1mの宝塔を各組5個くらいを、30m四方の正方形の陣地の中に作る。5分後、1mを越えるものは、リーダーが、越えている部分を切り取る。各組、2人が、塔をスコップで雪玉から守る役になる。残りの人は、四角の辺のところより、雪だまで、相手チームの宝塔を崩していく。時間は、5分。終了後、リーダーが、棒と巻尺で長さを測っていく。5つの塔の残った高さのトータルで勝負を決める。
5.その他のゲーム
@ 「雪山征服」
- 場所:どこでも
- 準備物
- 高さ2mぐらいの雪山をつくり、頂上に旗を立てる。
- 人数:自由
- 遊び方:組対抗
- 同人数の2組に分ける。組の代表者がじゃんけんで先攻を決める。先攻組が5分間攻める。守る側は、殴る蹴るの行為をしてはならない。5分間で交替する。早く旗を倒したチームの勝ち。
A 「スノーボール」
- 場所:平らなところ、踏まれていないところ
- 準備物:スタートとゴール20m位
- 人数:自由
- 遊び方:一斉または、組対抗
- 全員スタートラインに立つ。そして、雪だんごを転がしながらゴールラインまで転がしていく。途中で雪だんごがこわれたときは、スタートに戻って、雪だんごからやり直す。
B 「しっぽ取り」
- 場所:広いところ
- 準備物:ひらテープとガムテープ
- 人数:自由
- 遊び方:組対抗
- ひらテープを80cm位に切る。2組対抗の場合、2色のひらテープを用意する。各自、ひらテープを、ズボンの後ろのところに10cmぐらい入れる。入らない場合は、ガムテープでズボンにくっつける。「用意ドン」で相手の組のしっぽを取り合う。
C 「ラッセル車ごっこ」
- 場所:平らなところ、踏まれていないと
- 準備物:なし
- 人数:5人ずつの組
- 遊び方:組対抗
- 各組で、後ろの人が前の人の腰に手を回して1列に並ぶ。腰から手をはなさずにリーダーの指示した図形を足あとで、雪の上に描いていく。図形を早く、ていねいに作ったチームの勝ち。
- 「円、四角、三角」
- バリエーション:「目隠しラッセル車ごっこ」
- 目隠しをして、このゲームを行う。
- 参考文献 四季の野外活動辞典 (東陽出版)
D 「狼とハンター」
- 遊び方:
- 2組対抗、1組が、ハンター役、もう1組が、狼役。ハンターは、狼に雪玉を当てたら良い。狼は、ハンターにタッチすれば良い。時間で交替して行う。
- 参考文献 四季の野外活動辞典 (東陽出版)
E 「逃亡者」
- 遊び方:
- 逃亡者2人が、グループより200〜500m離れ、見通しのきかないところに身を隠す。逃亡者は、雪玉を3玉ぶつけたら退く。追跡者は、雪玉を1発当ったら退く。2組対抗で行って、早く報告にきたチームの勝ちとする。逃亡者は林の中に逃げ、2分後に追跡者が捜索にいってもよい。
F 「ハンターとそり」
- 遊び方:
- そりにだんボールの箱をのせリレーする。攻撃の役の人は、10m離れた線より、雪玉をダンボ−ルに目がけていれる。ソリのリレーの早さ10点、雪の量10点を与える。
- 数チームの場合、トラックを回り、2重トラックの外から雪玉を入れる。
*雪上運動会のゲームとしての利用可能