1.準備するもの
- 団体の準備物……
- マッチ、たき付け新聞紙や牛乳パック、金たわし、スポンジ、ゴミ袋(ゴミ入れ用)
ゴミ袋大;班に1枚とガムテープ(のし台の代わりに使用)
- 冬場は、保温水筒にお湯を入れたもの(食堂であらかじめ入れておく);各班1リットル分程度
- 自然の家の貸出用具……
- 【1班に必要な用具】
- 炊飯セット:1、計量カップ、計量スプーン、ピザ用カッター、ボール2、
温め用ボール(中華鍋が代用可能)(のし台:必要に応じて)
- 缶オーブン2、プレート6、トング、革手袋2、缶かまど2、火バサミ
- 食材料……(食堂注文:8人分 値段、材料の詳細)
- 8人分:1班に強力粉1kgで基本セット
(300gの粉で作るものを基本セットと呼びます)を3セット作る
- 【基本セットの内容】
- 強力粉300g(カップ2.5)、砂糖6g(砂糖小さじ2)、ドライイースト6g(大さじすりきり1)、
塩5g(小さじ1)、マーガリン15g(2袋)、水200g
←貸し出し用具
8人分の食材→
基本セットでの作り方
- 1kgの粉を3つのボール300g(2.5カップ)ずつ入れ、班で3つの生地(基本セット)を作る。
- *1kgの粉全てを1つのボールでこねる方法もあるが、仕上がりにくいことと参加できる子どもの数が減る。
砂糖:小さじ2
ドライイースト:
大さじすりきり1 6g
塩:小さじ1 5g
- ボールに強力粉2.5カップ、ドライイースト、砂糖、塩、マーガリン、水200ccを入れ、手につかなくなるまで、こねる。粉は約100g程度残る。これを硬さの調整用に使う。
- 注意1:塩と砂糖・イーストは離して入れる。塩は、ドライイーストの働きを弱めるとのことです。
ボール3つの準備ができたら、練り始めます。
- 注意2:水は、カップ200ccを正確に入れる。
- 注意3:生地がまとまったら耳たぶくらいの硬さであること確かめる。柔らかい場合、調整用に残してある粉を入れる。
- 生地が硬い場合は、どんぶりなどに水を準備し、手のひらに水をつけながらこね硬さを調整する。
【ボールでこねる方法】
- ボールでこね上げる場合、20分程度を目安にしてがんばりましょう。
力を入れてしっかりこねましょう。
【面打ち台を使う方法】
- 生地がまとまったら、のし台の上で、よく生地をたたみ込むようにしてこねたり、生地をたたきつけたりする。(20分ぐらい)
- のし台の上で、右に押しては戻し、左に押しては戻すという風にV字の2方向によくこねる
(20分ぐらい)
- 生地の仕上がりは、生地を写真のように伸ばして、ブツブツに切れずに薄い膜ができたらOKです。
- 生地の常態がそうならなくても、30分経ったら次の行程に移りましょう。
- 生地をこね終わった後、3つの生地をボールに入れてラップをかける。
- この時間を利用して、具材を切る。
- 常温またはお湯(約40度)の入ったボールに湯煎し、生地が約2倍ぐらいふくれるまで発酵させる。
(約20分〜30分)
- 生地を取り出し、こぶしで10回ぐらい押さえガス抜きをする。
- 発酵が終わったころに、火を燃やし始める。
300gの生地を包丁で2等分する。
この生地を2つのトレイに広げる。
のし棒を使いながらトレイの大きさに合わ薄く広く伸ばす。丸くてもよい。
この時、のし台が無い場合は、厚手のゴミ袋を切り広げ、ガムテープでテーブルで固定し、作業場所を作るとよい。
アルミのプレートに、クッキングシートをひき生地をのせる。
フォークで刺して生地に穴を空け、ピザソースをぬる。
具材をトッピングする。
具材は、どんぶりに等分すると余ったり、足りなくなったりしない。
具材のトッピングが終わったら、すぐにオーブンに入れるようにする。
トッピング終わって、時間がかかると2次発酵が始まり、パンみたいな厚さになる。
予熱した缶オーブンにトレイを入れふたをする。
中火で10分〜20分
*強火にすると焦げやすい。
缶オーブンは、トレイが2段に入るようになっている。
*ふたを外すときやアルミのプレートを出し入れする時は軍手に革手袋をしてヤケドをしないようにする。
缶オーブンの上にも写真のように火を燃やす。
*上の火が強すぎると、表面が焦げるので時折出して確認する。
7分ぐらいたったら、下の段のトレイを取り出し、トングで生地を持ち上げ、裏がきつね色に焦げ目が付いていたら上の段と入れかえる。
完成!
ピザカッターで切って熱いうちに食べよう。
アルミのプレートがない場合は、金網でも代用できます。
*この活動は、エコスクール館ワーキングルームで生地を作り、ワーキングルームのガス台を使っても行うことができます。