独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立立山青少年自然の家

立少で体験しよう!

体験プログラム

クロスカントリースキー<初心者指導の手順>〜 クロスカントリースキーで自然を楽しむ 〜

適期
1月~3月
所要時間
半日~1日
対象
小・中学年~
主なねらい
雪上を歩きながら雪に親しむ。
あきらめない心を育み、協力性や連帯感を味わう。

★【クロスカントリースキーレンタル料金の導入について(通知)令和5年4月1日~】

1.準備するもの  クロスカントリースキーの説明動画はこちら

貸出用具

<不動棟スキー庫>
(1)足のサイズに合った靴を選ぶ
(2)板の長さは、「身長+20~30cm」(初心者ほど身長に近い板)が目安。
(3)ストックの長さは、「肩の高さ」が目安。

2.用具への慣れ<平地での練習>

活動場所

らいちょう広場周辺、城前峠方面

準備運動

滑歩(円形に1~2列になって、板を雪面から持ち上げながら歩く)

(1)慣れの運動

○その場歩き

スキーの先端を中心に

スキーの後ろを中心に円を描いて歩く

スキーを平行に交互に動かしながら横歩き(20歩行ったら逆に戻る)

(2)止まる技術

○スキーを平行にして立ち、片方の足だけ、踵を押し滑らせて開く。(先端は開かないように注意!)

○スキーを平行にして立ち、ジャンプでハの字形に滑らせて開く。

○2~3回ストックで漕いで推進滑走をした後、ハの字形に開き止まる。

(3)平地滑走

○ストック無しで滑る。
ステップ1…大きく手を振って、歩く。
ステップ2…手の動きに合わせ、膝をリズミカルに軽く屈伸しながら歩く。
ステップ3…片足に乗る時間を長くして滑る。<滑る感覚の体感>

○ストックをもって滑る。
ステップ1…推進滑走。足を動かさずにストックの推進だけで滑る。
*突く位置は、自然な形でステップ1でやった所に突く。特に、身体の真横から後方に突き放すようにする。
ステップ2…ストックの真ん中をもって、上記ステップ3同様に滑る。
*手を振り下ろすときに、トンとストックを突くように!
ステップ3…手足の動作はステップ2、ストックの突き方はステップ1で、滑ってみよう。<パスカングの原型>

(4)滑走への慣れを深めるゲーム

○自分の名前や友達の名前を歩いて滑る。(習ったばかりの漢字を書かせると喜ばれる)

○鬼ごっこ・・・大きな円になり、円の内側をゲームエリアとする。全体の半分(1/4)で、ストック無しで行う。鬼は、目印になるもの(帽子など)を身につけ、みんなを追いかける。触られたり、板を踏まれたりした人が次の鬼になる。

○対面リレー・・・1チーム4~6人程度。奇数番と偶数番に両端に分かれ向かい合う。まっすぐ自分のチームの人に向かって滑走し、タッチする。(正面衝突しないように相手の横にはいるように滑る)アンカーは目印を付ける。