独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立立山青少年自然の家

立少で体験しよう!

体験プログラム

マイスプーン・マイフォークづくり〜 森の中にある枝を使って自分だけのスプーンやフォークを作ろう 〜

適期
5月~11月
所要時間
1時間~2時間
対象
幼児~ (幼児から小学校中学年の場合は大人の補助が必要)
主なねらい
自然素材で創作を楽しむ

1 準備物

(団体で用意するもの)スプーン・フォークの先(食堂で注文)  木工用ボンド、軍手、紙やすり(切断面を磨くため)、模様や字を書くためのマジック

(所から貸し出せるもの)マイスプーン・フォーク用具一式

2 活動の流れ

① 持ち手となる材料(木の枝)を採取します。

持ち手になる部分なので、自分の持ちやすい枝を選びましょう。事前に学校等の周辺で採取しておいても構いません。目安として、直径が20 ~ 30mm、長さが120~ 160mm 程度のものが良いでしょう。虫食いの木や中身のない枯れ枝ではなく、しっかり中身の詰まった枝を選びましょう。

自然の家で採取することも可能ですが、濡れていると、作成後乾燥した際に割れることがあります。

雨天プログラムで実施する場合は、事前に学校等の周辺で採取しておいてください。

② 木の枝(持ち手)の調整

必要であれば、木の枝の切断面を研磨しましょう。切断した枝の片側の中心に電動ドリルで穴を開けます。穴の大きさは直径5 mm ×深さ30mm です。万力に枝を垂直にはさみ、電動ドリルで穴を開けましょう。事前に錐で小さな穴を開けておくと失敗が少なくなるでしょう。電動ドリルや、錐でケガをしない様、慎重に行いましょう。電動ドリルを使う時は、必ず大人(リーダーや指導者)がそばに付いてください。

③ 木の枝の装飾

持ち手の飾り付けをします。小刀で溝や模様を掘ったり、部分的に木の皮を削り取り、マジックなどで名前や作成日・模様を描いても良いでしょう。小刀を使う時は、手を切らない様に注意しましょう。

④ スプーン・フォークの先の取り付け

スプーン・フォークの先を差し込みます。先を枝に取り付けたら、穴の隙間にボンドを流し込んで穴を塞ぎます。防腐効果を高めるためです。ボンドが乾いたら完成!!

 

2 その他

事前に枝を用意して、出来上がりをイメージしてから活動にはいるとスムーズに作り上げる事ができるでしょう。また、出来上がった物を、実際に野外炊事で使ってみたり、友だちと自分の作品を見せ合い、良い所を教えて上げたりするのも良いですね。自分で使う物を自分で作り上げますので、良い記念やお土産になるでしょう。

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