独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立立山青少年自然の家

立少で体験しよう!

体験プログラム

《登山》登山の全般的な心得やポイント〜 グループでめあてを持ち、達成に向けて協力する心 〜

適期
前述参照
所要時間
前述参照
対象
前述参照
主なねらい
◎互いに認め合い、協力し合うことを実感として体得させる。
◎互いに励まし合いながら、強い体と心を育てる。

一般登山者の皆様へ

・自然の家駐車場をご利用される場合は、自然の家事務室へお申し出ください。事前にお電話で利用可能かお問合せいただければスムーズです。(当日来所してから駐車できない場合があります。)

・自然の家イベント開催日や自然の家利用団体が多い場合はご利用できない場合があります。

・無断駐車はおやめください。

 

 

1.活動形態

グループ別活動留意点・・・チェックポイントの位置

2.準備するもの

(1)服装・装備

  • 長袖、長ズボン、登山に適した靴または長靴、軍手、帽子を着用します。
  • 荷物はザック1個にまとめ、両手が自由に動かせるようにします。(水筒を肩から下げないように注意してください。)
  • 天候の急変に備え、雨具も用意してください。

(2)学校や団体、個人で準備するもの

  • 関連学習に必要な用具、(弁当)、水筒等

(3)自然の家の貸出用具

  • 熊鈴、無線機、(トランシーバー)

3.配慮する事項

(1)安全な登山のために

  • 指導者は予め各登山資料をよく読んだり、事前実踏したりして、危険箇所や学習体験ポイント等ルートを確認しておくことが必要です。
  • 分岐点や危険箇所には必ず指導者を配置します。また、重要なポイントには無線機やトランシーバーを配置します。(無線機の貸出については事前に申請してください。)人員確認のため、どのグループが通過したかチェックも忘れずにしましょう。
  • グループの人数は8人くらいが理想です。リーダーが先頭に立ち、登山を苦手とする子から隊列を組み、サブリーダーを最後尾に配置します。
  • 地図上でどのルートを通るかグループで相談する時間を保証します。
  • 地図上のルート番号の位置にはオレンジボード標識(番号とともに[来拝]等のルート名が付記してあります)が設置してあります。地図とコンパスの指導の時に知らせておきましょう。
  • 天候の急変等に備え、緊急下山の場合の約束を決めておきます。
  • 笛の合図、各グループが下山しながら合図の伝達等事前に指導しておきましょう。

(2)楽しくめあてを達成できる登山のために

  • 地図をもとにルートについてグループで相談させます。通過チェックポイントは全て通過するようにします。(往路、復路どちらでもかまいません。ただし、指導者は往路、復路のグループを把握しておくことが必要です。)
  • 各登山の指導資料から学習・体験のポイントを知らせておくと、楽しい登山になり、また成就感も深くなるでしょう。
  • 時間を競うのではなく、雄大な自然を味わいながら活動できるようにすることが必要です。時間に余裕をもたせて企画してください。弁当をもって活動する場合は昼食をどこで食べるかもポイントになります。

4.各山での学習・体験のポイント

来拝山(899.3m)

  • ルートは、山麓の自然観察コース等を含めて何通りもあり、グループの話し合い活動を最も生かすことができます。(来拝山登山の資料と地図を参照してください。)逆に、ルートが多いため迷うことも予想されますので、分岐点等には指導者または道しるべを必ず配置してください。