かんじき・スノーシューハイク〜 かんじきやスノーシューを履いて雪上を歩いて自然を楽しむ 〜
- 適期
- 1月~3月
- 所要時間
- 1時間~1日
- 対象
- 小・低学年~
- 主なねらい
- ◎自然とのふれ合いを深める
◎たくましい心と体を育てる
はく
ハイキング風景
雪がないところを移動するときは、かんじきを外して
はじめに
・かんじき、スノーシューは履き方を全体指導いたします。
・活動の随行はいたしませんので、ご了承ください。
・片付け時に雪などが付着している場合は、落としてから返却してください。
・クロスカントリースキーコースやチューブそりコースなどに立ち入らないでください。本館より下のエリアでかんじき・スノーシューを履いたまま活動できるのは森の中(トントンの森・ハートントンの森・みはらし広場※柵側)だけです。
1.準備するもの
- 団体・個人で用意するもの
長靴(雪の浸入を防ぐものがない場合はスパッツ等)、帽子、手袋、スキーウエア上下 - 自然の家の貸出用具
かんじき・スノーシュー - *貸出に当たっての注意*
(1)長靴の大きさに合ったかんじきを棚から選ぶ。(ひもが2本あるか確かめる)
(2)必ず、団体の指導者が立ち会うこと。
(3)活動の時間より早く借りたいときは、必ず事務室に申し出ること。他団体の活動予定や、かんじきの点検整備が入っている場合があります。
2.活動の概要
(1)集合場所
- 正面玄関前、または、ピロティ前。
- かんじきは手に持って出発します。
- 集合した時は、必ず人員点呼を実施してください。
(2)かんじきを履く
- かんじきを履く場所は、下記のとおりです。
目的地 | 履く場所 | その他 |
トントンの森 | トントンの森入口前 | 他団体が通行できるよう、スペースを空けてください。 |
ハートントンの森 みはらし広場 |
かもしか広場 | かもしか広場の端で履くようにしてください。 |
大丸山・来拝山方面 | 大丸山Hポイント |
サイズ間違いがあると、取りに戻るまで距離があります。 事前にサイズ合わせをしてください。 |
- 一度履いたら、新雪にはいる前に圧雪してある場所で歩いてみて、ひものゆるみや不都合なことがないか確かめます。(雪の中を歩いていて、かんじきが外れてしまうことがあります。)
(3)かんじきを履いて歩く
- いよいよ、雪の中へ出発です。
*かんじき・スノーシューハイク活動コース案内*
1日コース | 来拝山頂(899.3m)…大日の森「かんば平」より2~3時間の登り | 冬山に鍛える 城前峠で尻滑り可 |
---|---|---|
半日コース | 大丸山~大日の森~城前峠往復約3時間 林道3番~大日の森尾根~城前峠コース |
城前峠で雪に親しむ いろいろな活動が可 |
2時間コース | 大丸山(732m)往復 | ステップアップチャレンジ |
1時間コース | トントンの森・ハートントンの森 | ちょっと体験させたいときに |
- 夏山のように道は見えません。どこでも歩けるかわりに迷いやすくなります。指導者は、必ず事前に下見を行い、コースを確認してください。
- 新雪の中でかんじきが外れた場合は、後ろの人が道の横を踏み固め、外れた人が踏み固めた場所へ出て、つけ直してください。
- 先頭を歩く人を交代したり、広い場所では広がって歩いたりして、より多くの人が新雪を体験できるように工夫してください。
- 途中、雪のない場所(地面が見えている・アスファルトの上など)に出たら、必ずかんじきをはずしてください。(かんじきの爪が傷みます)
3.雪に親しむ活動アラカルト
-かんじきハイクに、楽しさを加えてみましょう!!-
ビニール袋をソリにした「しりすべり」
- 手軽に雪に親しめる遊びです。自然の家にある貸出用のビニール袋をソリ代わりに尻に敷いて、雪の斜面を滑ります。
- 初めは、新雪が固まるまで滑りは悪いですが、数回滑るうちにボブスレーのようにコースができます。
*スピードの出しすぎや追突に注意してください。 - 雪の下には、樹木が隠れています。滑っていて出てきたときには、コースを変えるように指示してください。
- 自然の地形ですから、大きな立木があったり、落差の大きな段差があったりします。怪我のないように気をつけさせてください。
かんじきのはき方 「新芦峅ばき」 はき方の説明動画はこちら
(1)つめを下にして大きい輪を前に置く。ひもを半分に折る
(2)ひもの輪(D)を持ってかんじきのひもCの下からBの上に出す。
(3)長ぐつをDのひもとAの2本のひもをくぐらせる。
(4)Dのひもを上の方にしっかり引き上げ、足先をしめる。
(5)引き上げたひもをDのひもにかける。
(6)かかとの裏でクロスして前に持って行く。
(7)前でそのまましばるか、長い場合は、後ろに持っていいってしばる。
(8)小学生は、ちょうちょ結びよりかた結びの方がほどけにくい。
かんじきの片付け
(1)つめの頭をあわせてたたき、雪を落とす。
(2)2本のひもをまとめて2つに折り、図のようにひもを通す。
(3)あまったひもを写真のように巻き付けてからピロティーのたなに置く。
かんじきのはき方 A「芦峅ばき」
(1)つめを下にして大きい輪を前に置く。ひもを半分に折る。
(2)ひもの輪(D)を持ってかんじきのひもCの下からBの上に出す。
(3)1.ひもの両端を輪(D)の中に通す。
(3)2.軽く前に引き、靴のつま先が入る程の輪を作る。
(4)B・Cのひもを踏み、輪(D)からつま先を入れ、さらにAのひもの下へ通す。
(5)左右のひもを両手で持って、前の方に強く引く。
(6)両手でうしろへ強く引く。
(7)うしろで交叉させる。 かかとに近いところで交叉させないと歩いているうちにゆるんでくる。
(8)前にまわしてゆるみがないようにギュッとしめて1回しばる。
(9)最後に、ちょうちょ結びにしばる。
かんじきの片付け
(1)つめの頭をあわせてたたき、雪を落とす。
(2)2本のひもをまとめて2つに折り、図のようにひもを通す。
(3)あまったひもを写真のように巻き付けてからピロティーのたなに置く。
大きな長靴でつま先がAのひもを通らない場合
*図のように別のひもでつま先部分をしばりつま先を固定します。(つま先があがらないと子供たちは坂でもかんじきの操作がうまくいき、歩き易くなります。
かんじきのはき方 B「一般的なはき方」
※ブーツの甲の部分が厚く、はき方AでかんじきのAのひもの間に足先が入らない場合などにこの方法を使ってください。
(1)つめを下にして大きい輪を前に置く。ひもを半分に折る。
(2)ひもの輪(D)を持ってかんじきのひもの下からくぐらせる。
(3)かんじきの中央に足をのせる。ひもの輪(D)の部分につま先を入れる。
(4)後ろのひもをかかとの上でクロスさせる。
(5)ひもを前に持ってきて足首をしばる。
(6)クロスしたひもをかかとのひもの内側をくぐらせる。(左右とも)
(7)ゆるみがないようにギュッと引っ張る。
(8)引っ張ったまま、ひもを前に持って行き、しっかりと結ぶ。
(9)
(10)
かんじきの片付け
(1)つめの頭をあわせてたたき、雪を落とす。
(2)2本のひもをまとめて2つに折り、図のようにひもを通す。
(3)あまったひもを写真のように巻き付けてからピロティーのたなに置く。