森の宝さがしビンゴゲーム〜 自然の宝物を探しながら、ビンゴゲーム 〜
- 適期
- 通年
- 所要時間
- 1.5時間~2時間
- 対象
- 小・低学年~
- 主なねらい
- ◎自然について関心を深める
1.準備するもの
- 団体の準備物……野外活動のできる服装
- 個人で準備するもの……えんぴつ、軍手、セロテープ、ビニル袋、(必要に応じて時計)
- 自然の家の貸出用具……森の宝探しビンゴ用具一式
2.方法
(1)スタート前
①参加者全員にビンゴカードを配る。(グループで行う時は、グループ分)
※マス目は、標準で5枠×5枠です。
②枠の中に「森の宝物」を一個ずつ書き込む。(書き込む場所は、各自で自由です。)
③枠の中に記入する「森の宝物」の内容は、自然に対する観察力を養うため、動植物の名前よりも、動植物の具体的な特徴を書き、その特徴を持ったものを探すという方法が好ましい。
例:
とげのある茎、いいにおいのする花・葉、自分の手のひらよりも大きな葉、動物が出た穴(トンネル)、クモの巣、赤い花・青い花等、ウグイスの声、ギザギザの葉、カエルの声、水の流れる音、セミの声、ありの行列、木の実、せみ(へび)のぬけがら、カッコウの声、虫の食べ跡、洋服に付く実、鳥の羽、うらが白い葉、自分の身長と同じ長さのススキ、まんまるの形の物、船や笛が作れる物、コケの付いている岩(石)、動物の足跡、動物の卵、二股に分かれている木、きのこ、木や葉の色に似ている動物等
※だれもが簡単に発見できる物も2~3個は入れるようにしてください。
④ビンゴゲームのやり方を簡単に説明する。
- 自然学習のゲームであること。
※自然をできるだけ傷つけないように注意しましょう。 - 縦、横、斜めのいずれかの枠を全部埋めるようにがんばる。
- 縦、横、斜めのいずれかの枠を全部埋めてゴールしてもよいし、多くのビンゴを完成させてゴールしてもよい。
※点数制のゲームとして実施することも可能です。[ビンゴ1つ…10点、ポイント1つ…1点]
(2)森の宝物さがしに出発
- 宝物を発見したら、ビンゴカードのあてはまる箇所にマル印をつける。
- 場合によっては、証拠となる物を張り付けたり、スケッチしたりする。
(3)ゴール後
- ビンゴ用紙を提出して、指導者から確認を受ける。
事後指導
◎「いくつビンゴができたか」というようにして、ビンゴの数を聞く。
◎途中で発見した宝物の話をみんなでして、「森の宝物」を紹介しあう。
発展活動例
- 指導者が全員に宝物の課題(ビンゴ問題)を提示するのではなく、グループ対抗で、相手のグループに与える課題をそれぞれのグループに考えてもらい、その課題を探すという方法もある。
参考ビンゴ例《25マス用》
ギザギザの葉 | クモの巣 | ウグイスの声 | 虫の食べ跡 | 動物の足跡 |
鳥の羽 | 赤い花 | まん丸の形のもの | 二股に分かれている木 | ありの行列 |
うらが白い葉 | いいにおいのする花 | 一人が一つゴミを持ち帰る | 動物が出た穴 | コケの付いている石 |
鳥の巣 | 赤い実 | 動物のぬけがら | チョウ | カエルの声 |
白い花 | 水の流れる音 | 自分の手のひらよりも大きな葉 | カラスの声 | ツバメ |