《野外炊事》ピザ作りに挑戦〜 カンかまどで簡単オーブン 〜
- 適期
- 通年(炊事棟は5月~10月、11月~4月はエコスクール館)
- 所要時間
- 3時間程度
- 対象
- 小・高学年~
- 主なねらい
- ◎自分たちの力で作り出す喜びを味わう
◎野外体験の様々な楽しみ方を知る
1.準備するもの 説明動画はこちら
団体の準備物
マッチ、たき付け新聞紙や牛乳パック、金たわし、スポンジ、ゴミ袋(ゴミ入れ用)
冬場は、お湯:各班1リットル分程度
食材(食堂注文)
自然の家の貸出用具:野外炊事用具一式・ピザづくり用具一式
食材料(8人分)
8人分:1班に強力粉1kgで基本生地セット(300gの粉で作るものを基本生地セットと呼びます)を3セット作る
【基本生地セットの内容】(食材変更の都合上、写真の内容と違う場合があります)
強力粉300g(カップ2.5)、砂糖6g(砂糖小さじ2)、ドライイースト6g(2包)、塩5g(小さじ1)、マーガリン15g(1袋)、水200cc
基本生地セットでの作り方
1kgの粉を3つのボール300g(2.5カップ)ずつ入れ、班で3つの生地(基本生地セット)を作る。
*1kgの粉全てを1つのボールでこねる方法もあるが、仕上がりにくいことと参加できる子どもの数が減る。
砂糖:小さじ2
ドライイースト:大さじすりきり弱(小袋の場合2包)
塩:小さじ1
- ボールに強力粉2.5カップ、ドライイースト、砂糖、塩、マーガリン、水200ccを入れ、手につかなくなるまで、こねる。粉は約100g程度残る。これを硬さの調整用に使う。
- 注意1:塩と砂糖・イーストは離して入れる。塩は、ドライイーストの働きを弱めるとのことです。
ボール3つの準備ができたら、練り始めます。
- 注意2:水は、カップ200ccを正確に入れる。(一度に入れず、少し残して入れる)
- 注意3:生地がまとまったら耳たぶくらいの硬さであること確かめる。柔らかい場合、調整用に残してある粉を入れる。
- 生地が硬い場合は、どんぶりなどに水を準備し、手のひらに水をつけながらこね硬さを調整する。
【ボールでこねる方法】 ボールでこね上げる場合、20分程度を目安にしてがんばりましょう。
力を入れてしっかりこねましょう。
- 生地の仕上がりは、生地を写真のように伸ばして、ブツブツに切れずに薄い膜ができたらOKです。
- 生地の常態がそうならなくても、30分経ったら次の行程に移りましょう。
- 生地をこね終わった後、3つの生地をボールに入れてラップをかける。
- この時間を利用して、具材を切る。
常温またはお湯(約40度)の入ったボールに湯煎し、生地が約2倍ぐらいふくれるまで発酵させる。(約20~30分)
ラップで包んで、日なたで暖めておくことや、お腹で抱えて暖める方法もあります。
- 生地を取り出し、こぶしで10回ぐらい押さえガス抜きをする。
- 発酵が終わったころに、火を燃やし始める。
300gの生地を包丁で2等分する。この生地を2つのトレイに広げる。
のし棒を使いながらトレイの大きさに合わ薄く広く伸ばす。丸くてもよい。。
アルミのプレートに、クッキングシートをひき生地をのせる。 ピザソースをぬる。
具材をトッピングする。 具材は、どんぶりに等分すると余ったり、足りなくなったりしない。
具材のトッピングが終わったら、すぐにオーブンに入れるようにする。 トッピング終わって、時間がかかると2次発酵が始まり、パンみたいな厚さになる。
予熱した缶オーブンにトレイを入れふたをする。中火で10~20分 *強火にすると焦げやすい。
缶オーブンは、トレイが2段に入るようになっている。 *ふたを外すときやアルミのプレートを出し入れする時は軍手に革手袋をしてヤケドをしないようにする。
缶オーブンの上にも写真のように火を燃やす。 *上の火が強すぎると、表面が焦げるので時折出して確認する。
7分ぐらいたったら、下の段のトレイを取り出し、トングで生地を持ち上げ、裏がきつね色に焦げ目が付いていたら上の段と入れかえる。
完成!
切って熱いうちに食べよう。