《火のつどい》キャンドルサービス〜 燭台にろうそくを立ててセレモニー 〜
- 適期
- 通年
- 所要時間
- 1~2時間
- 対象
- 幼児~
- 主なねらい
- ◎友とのきずなを強める
1.使用できる部屋
プレイホール
101室
102室
不動棟2階
不動棟3階
(大研修室)
2.準備
- 部屋の中央にシートを敷き、その上に燭台を乗せます。
- ろうそくは、食堂に注文が可能です。※キャンプファイヤーの予備プログラムとした場合、使用しなかったろうそくは返却ができます。
3.女神の登場
- 室外から入場させます。(団体の計画により、工夫をしてください)
4.気を付けること
- ろうそくの火を順々に送るときに、火のついたろうそくを倒すと、ろうがたれます。
◎ <正しい>
× <間違い・ろうがたれる>
5.貸し出し用具
※貸し出し用具は、事務室に用意します。
- カセット付アンプ・マイク・女神の衣装・個人用燭台(誓詞者用、女神用の燭台はありません)
- 燭台(プレイホール・不動棟)
ワイヤレスアンプ
女神の衣装
手持ち燭台
手持ち燭台の入っている
ロッカーPH手前
6.貸し出し用具の返納
- 貸し出しを受けた用具は、事務室(不動棟のものは不動棟)へ返納します。
- 使用したろうそくは、団体で処分してください。
ただし、未使用のものについては、食堂に返品が可能です。
7.貸し出し用具の返納
- 団体数が多いときには場所の変更もありますから、事務室で確認してください。
- キャンプファイヤーを雨のためキャンドルサービスに変更する場合は、あらかじめ自然の家職員と打ち合わせ、食堂事務室での物品注文確認のうえ実施してください。
- 劇的なキャンドルサービスになることを期待しています。
キャンプファイヤー資料編
展開例
(あくまでも「例」です。各団体のオリジナルプログラム大歓迎です。)
第一部 火を迎えるつどい
※気持ちをひきしめて
- 入場
燭台を中心に円形になる - 開会のことば
司会「立山連峰のふもと、この国立立山青少年自然の家にも夜のとばりが降りてきました。しばらく静かな自然の音に耳を傾けてみましょう。それでは、今日1日の出来事を思い出しながら“遠き山に日は落ちて”を一番は歌で、二番はハミングで歌いましょう。」 - 火の女神(火の神)入場
円内をゆっくりと一周し、正面に立つ。そして、火の長(営火長)にろうそくを渡す。(または、営火長のろうそくに点火する) - 火の長のことば
司会「火の長のことばをいただきます。」
火の長「火は、遠い昔から、私達に、生きる喜びや勇気を与えてくれました。火は、私達の生命でもあります。火を大切にすることは、自分を守ることになるのです。しかし、この偉大な火も、使う人の心により、人類を闘争と破壊へと導くことにもなります。火を大切に使う心を忘れてはいけません。今、ここに灯す火は、ここに集う私達に、大きな勇気と自信を与えと自信を与えてくれるものと信じます。」 - 火の守への分火と誓いのことば
司会「次に分火し、誓いのことばを述べていただきます。火の守は火の長の前にお集まりください。」
火の長「あなたには○○の火をあげます。」
火の守「私は、○○の火をいただきました。(誓いのことば)」 - 点火
司会「火の守は、参加している皆さんに点火してください。」(火の守は、各列の先頭に点火し、火を受けた者は、横の者へ火を順々に送る。) - 歌
司会「一本の小さな火も、今は、みんなの輪で、大きな美しい火となりました。これからも、若い力で協力しあい、まっすぐな道を歩き続けましょう。その気持ちを込めて、“若者たち”を二番まで歌いましょう。」
「これから、中央の燭台を囲んで、楽しい一時を過ごしましょう。各自のろうそくを消してください。」
第二部 交歓会
*みんなで楽しむ時間です。
グループで、個人で、目立ちたい人、目立ちたくない人とにかく、自分を、自分達を売り込むチャンスです。
司会「みなさん、ろうそくをお持ちください。火の守は、正面にお集まりください。」
第三部 火を送るつどい
- 火の長のことば
司会「火の長のことばをいただきます。」
火の長「楽しかったこのつどいも終わりに近付いたようです。今宵の私達のつどいを照らし続けてくれた意義ある火を、再びみんなで灯し、永遠の火といたします。」(火の守、燭台に進み、各自のろうそくに点火し、燭台のろうそくの火をみんな消す。そして、火の長に点火し、続けて全員に点火する。) - 歌
司会「いつも私達を見守ってくださっている、お父さん、お母さん兄弟姉妹や家族、そして、友達のことを思いながら、“ふるさと”を一番は歌で、二番はハミングで歌いましょう。」(営火長は、ファイヤーの前に進み、トーチに火をつけた後正面に戻る。) - 消火
司会「それでは、“四季の歌”を歌いながら、各自の火を消しましょう。一番を歌い終わったら、3・4・5月生まれの人は、火を消してください。二番の後は、6・7・8月生まれの人、三番の後は、9・10・11月生まれの人、四番の後は、12・1・2月生まれの人というように、火を消してください。」 - 火の女神(火の神)退場
司会「終わりに“今日の日はさようなら”の歌で、火の女神を送りましょう。みなさん、腕を組んでください。どうぞ、一緒に歌いましょう。」(火の長は、火の女神にロウソクを渡す。火の女神は、円内をゆっくり一周して退場する。) - 閉会のことば
司会「楽しいつどいの間、私達を見守ってくれた火を、今、送りました。私達は、このつどいを通じて、とても素晴らしい経験を得ました。それらは、生涯、忘れることのできない思い出となることでしょう。この感激を胸に、明日から、また新しい気持ちでがんばりましょう。これで、今日の“キャンドルサービス”を終わります。」
誓いの言葉の例
- 友情の火 ~ 私は、友情の火をいただきました。
思いやりを忘れず、いつまでも友達を大切にすることを誓います。 - 協同の火 ~ 私は、協同の火をいただきました。
互いに励まし、協力することを誓います。 - 感謝の火 ~ 私は、感謝の火をいただきました。
いつまでも感謝の気持ちを忘れないことを誓います。 - 規律の火 ~ 私は、規律の火をいただきました。
自らの心をひきしめ、規律正しく生活することを誓います。 - 健康の火 ~ 私は、健康の火をいただきました。
これからも、心身ともに健康であり続けることを誓います。 - 努力の火 ~ 私は、努力の火をいただきました。
何事にも、常に努力を続けていくことを誓います。 - 奉仕の火 ~ 私は、奉仕の火をいただきました。
心から、人につくすことを誓います。 - 自由の火 ~ 私は、自由の火をいただきました。
足元を見つめ、自分自身の道を歩んで行くことを誓います。 - 創造の火 ~ 私は、創造の火をいただきました。
創意工夫を忘れず、常に新たな気持ちで生活していくことを誓います。 - 希望の火 ~ 私は、希望の火をいただきました。
今日の良き思い出を忘れず、一歩一歩前進することを誓います。